ワインエキスパート試験って何!?

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ワインエキスパートって何?

 前の記事で「ワインと私」というなんの為にもならないようなショボ記事を書かせていただきました。ブログのポイントとして何か有益な記事はあるか?という点が注目されることがあるというのですが、今回は資格試験についての記事なので1ミリくらいは有益である、と信じたいです。

 そもそもワインエキスパートという言葉をどれくらいの人が耳にしたことがあるでしょうか?たぶんそんなにいないんじゃないかと思われます。私の周りでも知っている、という人に会ったことがまだありません。

しかし、そんな“ワインエキスパート”とは対照的に“ソムリエ”という言葉、職業についてはとても知られています。ソムリエ=ワインの専門家、レストランなどでワイン全般について任されている人、というイメージを持たれているでしょうし、○○ソムリエという言葉も浸透してきています。ちなみに国によってはソムリエは国家資格となっていますが、日本では民間資格となっています。

ワインエキスパートとソムリエの関係

 では、ワインエキスパートとソムリエの関係とはなんなのでしょうか?
端的に言うと、酒類に関する販売や接客等の仕事に就いていて、実務経験が受験資格に求められるものがソムリエ試験であり、20歳以上であれば誰でも受験できるのがワインエキスパート試験です。どちらも一般社団法人ソムリエ協会が試験と認定を行っています。また、2022年時点ですが、ワインエキスパートが筆記とテイスティングの2次試験までなのに対し、ソムリエはワインのサービス実技が含まれる3次試験までとなっています。

ワインに関わる何らかの仕事の実務経験が求められている点でソムリエはワインのプロ、ワインエキスパートは受験資格の点からアマチュアの最高峰といった位置づけでしょうか。

資格呼称受験資格試験内容等
ソムリエ年齢+ 数年間の実務経験筆記(1次試験) テイスティング+論述(2次試験) サービス実技(3次試験)
ワインエキスパート年齢のみ筆記(1次試験) テイスティング(2次試験)

この記事のまとめ 

 かなりアバウトですが、大まかにはこんな感じです。

試験の内容としては、一次試験に求められる知識、難易度はソムリエ、ワインエキスパート同等であると言われています。2次試験はテイスティングするワインの種類、飲料の数と、ソムリエには論述試験が加わる点が、ワインエキスパートと違っていますが、やはりテイスティング自体に要求されるレベルは同等であるといえます。

そういった点から、ワインエキスパートの資格はソムリエと同程度の知識とテイスティング能力があるということの証明の資格とされており、ワイン愛好家で取る人が多いです。

芸能人でもEXILEのSHOKICHIさんが、2023年のテレ朝芸能人格付けチェックという番組でワインエキスパート資格保持者ということが紹介されていました。

おおまかではありますが、ワインエキスパートとソムリエについての違いなどは、こんな感じです。2つの違いをざっくり述べるだけでも、そこそこの分量になってしまいました。今回はこの辺りで筆を置いて、続きはまた後日述べていけたらと思います。

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